2017年3〜4月にシアタークリエで上演されるミュージカル『キューティ・ブロンド』。アップテンポで口ずさみたくなる曲が多いこの作品の人気ナンバートップ10をチェック。
データはiTunesの人気順に基づいています。(ブロードウェイ版キャストアルバム、米国ストア、2017年2月25日調べ)※参考までに歌う人の役名と何曲目かを掲載しました。
- Omigod You Guys(1曲目)
マーゴ、セリーナ、ピラー、エル、アンサンブル - So Much Better(11曲目)
エル、アンサンブル - Bend and Snap(14曲目)
エル、ポーレット、セリーナ、マーゴ、ピラー、アンサンブル - What You Want(3曲目)
エル、マーゴ、セリーナ、ピラー、アンサンブル - There! Right There!(15曲目)
エル、キャラハン、エメット、ブルック、ヴィヴィアン、ワーナー、イーニッド、アンサンブル - Chip On My Shoulder(10曲目)
エメット、エル、アンサンブル - Legally Blonde(16曲目)
エル、エメット - Positive(6曲目)
エル、マーゴ、セリーナ、ピラー、アンサンブル - Serious(2曲目)
ワーナー、エル - Whipped Into Shape(12曲目)
ブルック、キャラハン、アンサンブル
『キューティ・ブロンド』は好きな曲を1曲だけ挙げるのが難しい作品。1位と2位は1幕の最初と最後の曲で、大差はありませんでした。
1位のオープニングナンバー “Omigod You Guys” は明るくてとても楽しいナンバー。主役エルだけでなく、マーゴ、セリーナ、ピラーとアンサンブルも大活躍します。サビでは「オー・マイ・ゴッド」を連呼。(笑)
2位の “So Much Better” はエルのビッグナンバー。最後の音がとても長くて難しそうな曲。3位の “Bend and Snap” はポーレットが活躍する曲で「ベンド&スナップ」の振付が人気。4位は “What You Want” は曲のタイトル通りこのミュージカルの “I Want” ソング。5位は裁判所で歌うナンバー。6位と7位はエルとエメットが歌う曲。私は7位の “Chip On My Shoulder” が結構好きです。
こうして書き出してみると、『キューティ・ブロンド』はアンサンブルが本当に活躍します。ブロードウェイ公演のオリジナルアンサンブルキャストはACCA賞という賞を受賞しています。そういう意味でものすごくミュージカルらしい作品です。(ACCA賞についてはこちらへ。)
ブロードウェイ公演のプロモーション動画では適度に美味しいところが見られます。動画内で流れているのは以下の4曲。
- Omigod You Guys(1:57)
- Chip On My Shoulder(2:25)
- Bend and Snap(4:25/4:45)
- So Much Better(5:33)
余談ですが、アメリカのMTVで8週にわたって放送されたブロードウェイ公演のエル役(オリジナルキャストではなく後任者)のオーディションでは、1週に “So Much Better” を、3週に “Omigod You Guys” を、7週に “What You Want”を、そして最終週に “Omigod You Guys” と “Positive” と “So Much Better” の3曲を歌っていました。特に二度課題になった “Omigod You Guys” と “So Much Better” は、エル役が絶対に押さえなければならないナンバーだと思います。
ちなみに、MTVのサイトに7週まで残った4人が歌っている “What You Want” のプレイリストと最終週まで残った2人が歌っている “Omigod You Guys” と “Positive” と “So Much Better” のプレイリストがありました。神田沙也加さんのエルはどんな感じになるのか楽しみです。
(左:ブロードウェイ版CD、右:楽譜)
※『キューティ・ブロンド』の英語タイトルは Legally Blonde(リーガリー・ブロンド)です。