ブロードウェイの2016〜2017年シーズンもだんだんと終盤に近づいてきました。昨シーズンは『ハミルトン』に人気が集中しましたが、今シーズンは人気作や注目作が複数あり、昨シーズンよりもある意味盛り上がっています。演目によってはトニー賞シーズンくらいまではチケットがかなり入手しにくくなっているので要注意です。
現在チケットの入手が最も困難なのは、トニー賞作品賞の有力候補と言われている新作のDear Evan Hansen『ディア・エヴァン・ハンセン』。昨年12月の正式オープンから数ヶ月経ちましたが依然として人気が高く、6月いっぱいくらいまではほとんど残席がありません。
ラッシュチケットは今のところ販売されていないので、当日や前日に調達する場合は基本的にはデジタル抽選で当てるか、SRO(立見)チケットを狙うかのどちらかになります。キャンセルチケットについては劇場にお問い合わせを。
『ディア・エヴァン・ハンセン』のチケットの平均価格は最近は130〜140ドル台くらいで推移しており、正規プレミアム席の価格は今のところ400ドルくらいです。支持層が若い作品なので価格を上げにくいのかもしれませんが、もしトニー賞を受賞したらどうなるかはわかりません・・。
ちなみに、『ディア・エヴァン・ハンセン』はチケット販売業者がTelechargeなので、昨シーズンの大ヒット作『ハミルトン』のようにTicketmasterのFan-to-Fanリセールサービスを利用するという選択肢がありません。そういう意味でも、現地調達に賭けるという人以外は早めのチケット確保をオススメします。完売と思われる期間中でもときどき空席がひょっこり現れることがあるのでこまめにTelechargeで探してみてください。チケット販売サイトTelechargeへ