『トニー賞コンサート in TOKYO』まであと1週間。今回の『トニー賞コンサート in TOKYO』について、実はアメリカのトニー賞公式サイトでプレスリリース(英語)が公開されており、そこでは次のように紹介されています。[続きを読む]
ミュージカルCDランキング@ビルボード
アメリカで最も権威のある音楽チャートといわれるビルボードチャート。有名なのは “Hot 100” というシングルチャートと “Billboard 200” というアルバムチャートですが、ビルボードはジャンルごとのチャートも発表しており、その中の1つに “Cast Albums” (キャストアルバム)というチャートが存在します。2006年1月12日にビルボードに仲間入りした比較的新しいチャートで、いわゆるアメリカのミュージカルCDランキングです。[続きを読む]
劇団四季版CDに「オリジナル・ジャパニーズ・キャスト」の文字があった時代
英語ではミュージカルの劇中曲を特定の公演のキャストで収録したアルバムを “cast recording”(キャストレコーディング)または “cast album” (キャストアルバム)と呼びます。 “soundtrack” (サウンドトラック)とは呼びません。ブロードウェイ公演のオリジナルキャストで収録したCDは、通常 “Original Broadway Cast Recording” (オリジナル・ブロードウェイ・キャストレコーディング)という名前で販売されます。
日本ではミュージカルのCDがどういう名前で販売されているのか気になったので、劇団四季や東宝の公式サイトやAmazonをのぞいてみたところ、「劇団四季版CD」とか「劇団四季版オリジナル・サウンドトラックCD」とか「2015年版キャストCD」とか、いろいろな名前で販売されていました。
「サウンドトラック」じゃないのに・・というのが最初に突っ込みたくなるポイントだったのですが、『美女と野獣』の劇団四季版CDのアートワークを眺めていたら、もっとビックリする文字が目に飛び込んできました。[続きを読む]
2017年オリヴィエ賞ノミネート発表 – ブロードウェイ目線
2017年ローレンス・オリヴィエ賞のノミネートが発表されました。ブロードウェイで上演中またはもうすぐ開幕する作品や、ブロードウェイ進出を視野に入れている作品のノミネート状況を確認します。なお、★を付けた作品のブロードウェイ公演は2017年トニー賞の選考対象です。[続きを読む]
『ハリー・ポッターと呪いの子』がオリヴィエ賞11部門ノミネート
ブロードウェイでもミュージカルでもない話題。ウェストエンドの2017年ローレンス・オリヴィエ賞で、プレイ『ハリー・ポッターと呪いの子』が11部門にノミネートされました。11部門は2008年のミュージカル『ヘアスプレー』と並ぶ最多ノミネートです。
『ハリー・ポッターと呪いの子』のロンドン公演は現在1900席規模のパレス劇場(Palace Theatre)で上演中ですが、チケットは1年先まで完売。ただし、毎週金曜日の午後1時に “Friday Forty” というかたちで翌週のチケットを各公演40席ずつオンラインで売り出しています。[続きを読む]